大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2003 2003年には大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレに参加し、主として新潟県の松之山町を中心として7つの作品制作にかかわる。 <収穫の家 harvest house、米との対話 rice talk、薬草の家 elixir> 松之山温泉の山の手にある集落では、オーストラリアの女性作家3人とのコラボレーションのもと、古民家や蔵を改修し、アート作品の展示空間にリノベーションを行った。村の人々から聞いた昔の姿から想像力をかきたて、古民家や蔵の本来の姿<声>を聞きながら原初的な姿に戻しつつ、アートとのコラボレーションを実現する作業は大変有意義でかつ楽しい作業であった。 <現代的穴居人の家 cave man> メキシコのアーティストとの共同設計によりコンクリートのドームを手作りにて制作。コンピュータを駆使する現代人が大自然の中で住むための家。製作には現役を引退した最高齢78歳の地元の施工者も参加。コンクリートを団子状に手で丸めて球形の型枠の側面に積み上げて作り上げたドームは直径5m、高さ3.4mの大きさ。 地元の多くの方々との共同作業、大自然の中での建築行為を通じ、農村と都市、自然と建築との対話を深く考えるきっかけとなった。
■概要 会場:越後妻有6市町村(新潟県十日町市、 川西町、津南町、中里村、松代町、松之山町) 全域762F 会期 :2003年7月20日〜9月10日 主催 :越後妻有大地の芸術祭実行委員会 (実行委員長:十日町市長 本田欣二郎) 総合ディレクター :北川フラム
■設計・監理: 建築:八尾廣(角倉剛、大野高志と共同) 株式会社 ティー.エイチ.ティー.アーキテクツ 構造:山田構造設計事務所 山田泰範
■施工:大海組 ■設計期間:2002年10月〜2003年6月 施工期間:2003年6月〜2003年7月