(仮称)T 邸


東京都内に建つ予定の若いご家族のための小住宅。25坪という比較的小さな敷地ながら2台分の駐車スペースを確保。室内の作り方は、将来的なフレキシビリティーを考え、各階の収納を整理して一室空間とし、移動収納によって何通りもの部屋割りができるよう考えている。南側の隣家ごしの日照を最大限室内に取り込みつつ北西側に坪庭をもうけ、建物形状をシンプルにまとめて敷地全体のポテンシャルを最大限生かしている。

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建 築 概 要      
主 要 用 途 専用住宅 用 途 地 域 第一種低層住居専用地域
敷 地 面 積 84.14m2 規模/構造

地上2階、地下1階、木造一部RC造

建 築 面 積 39.3m2(予定) 最 高 高 さ 未定
延 床 面 積 106.2m2(予定) 最 高 軒 高 未定
       
設計/監理      
建   築 有限会社 八尾廣建築計画事務所    
設 計 期 間 2005年4月〜2006年1月    
施 工 期 間 2006年2月〜2006年6月(予定)    
        
Phase 1      

第一回のプレゼンでは、対照的な2つの案を提示。建て主との対話によって、将来の生活について最大限のフレキシビリティを求められていること、2台の駐車スペースもぜひ確保されたいことが明らかとなってきた。結果としてよりコンパクトで合理的なB案の方向で検討することとなる。

 

 

 

 

 

A案:北側に湾曲する屋根面をつくり、中をスキップフロアにて構成した案。この案では駐車スペースを1台しか確保できないことと、コスト面でも予算オーバーとなる見込みとなり、廃案となった。

 

B案:コストを抑えるため建物形状をコンパクトにまとめ、中で最大限将来にわたるフレキシビリティーを確保する案。南側の長辺ぞいに隣家の壁が5mの高さで建つので、隣家越しの日照を最大限生かすことを考えた。この案では2台駐車できるスペースも確保できるため、この方向で進めることとなる。

 

 

Phase 2   基本設計最終案
数回のやりとりを経て水回りの位置を1階西側に移動するなどプランが整理され、基本設計が固まる。東側にはリビングの幅いっぱいのテラスを張り出している。大きな屋根面の下に、ロフトをもったおおらかなリビングができた。テラスへの日照のために屋根面を斜めに削ることで、建物形状はよりシャープとなっている。
地下1階と1階には窓の他に坪庭やハイサイドライトによって採光を確保したフリープランのワンルームがある。将来的には移動収納によって最大5部屋の個室がとれる間取りとなっている。