(仮称) FK 邸


東京都内に建つ予定の二世帯住宅。某ハウスメーカー主催のコンペティションにより選定された。親世帯のご夫婦、子世帯のご夫婦とまだ幼いお子様3人(!)はとても仲が良く、末永く代々お住まいになれる家を望んでいる。各世帯の将来にわたる変化を視野に入れながら、共用のアトリエと和室、光のきれいな土間のホール、小さな中庭(バスコート)等を仲介としていつまでも気持ちの良いご家族でいられるよう考えた。既存のケヤキの大樹を生かし、広めにとれる庭と室内の関係も含め、敷地全体をフルに生かしながら計画が進行中。

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10月21日(土)竣工。オープンハウスも40名近い方々が来られ、盛況のうちに終了しました。

       
建 築 概 要      
主 要 用 途 二世帯住宅 用 途 地 域 第一種低層住居専用地域
敷 地 面 積 288.63 m2 規模/構造

地上2階、木造

建 築 面 積   115.18m2(予定) 最 高 高 さ 未定
延 床 面 積 211.93m2(予定) 最 高 軒 高 未定
       
設計/監理      
建   築 有限会社 八尾廣建築計画事務所    
設 計 期 間 2005年4月〜2006年4月    
施 工 期 間 2005年5月〜2006年9月(予定)    
     
phase-1    

コンペティション提出案。南北に抜けるファミリーホールを通じて風通しの良い家族関係を提案。

 

 

phase-2  

コンペ後、敷地条件を見直し、南側隣家からのプライバシーの確保、北東方向の緑地の景観を生かす方向で配置の再検討を行う。右は基本設計初期段階の提案模型。

 

phase-3  
   

生活空間がもっと風通しのよい、広々としたものとならないかと考え、導線部分を居室に取り込むことを検討する。また、敷地の6割を占める外部空間の作り方を内部空間と連動させて、さりげない形でプライバシーを守れないかを検討。最終的に、内外が連続した絨毯のようなフィールドがくるくると巻き込んで居室空間を守るイメージがでて一気に建物配置が整理された。
建物には階段や水回りのスリットを通して自然光が差し込み、光と影が連続する気持ちのよい居室空間が、1階、2階ともに確保される。
敷地の南東側の大きなケヤキと建物や庭との関係も良好なものとなった。構造は木造と一部鉄骨を用いて全体を一体的に固め、強固なものとする方針。

 

 

 

 

 

基本設計コンセプトのスケッチとモデル:
内外が連続するフィールド(家族の活動空間)がくるくると巻いて建物と庭を形づくるイメージ。室内のプライバシーを確保しつつ、無駄な導線がいっさいなく、室内外が気持ちのよい抜けを得られた。室内の採光もどこに居ても気持ちのよいものとなった。
基本設計最終段階模型