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 21世紀は環境の時代と言われていますが、私はこれまで常に建築を環境の一部として考え、設計を行ってまいりました。独立後最初に手がけました「小松市立宮本三郎美術館」では、町屋の残る街並みの中で明治期に建てられた築100年の大きな蔵を美術館として再生しましたが、その経験を経て、地域の文化と人々、土地固有の風土の”声”に耳を傾けながら、環境を造りゆく姿勢を自然と身に付けられたと思います。その後、新しい建物の設計に携わる一方で、既存建物改修や古民家の再生、農村での建築活動にも関わりながら、建築に『環境と語り合う感性』を吹き込むことを考えながら設計活動を続けてきました。真に豊かな社会環境を構築するためには、先進的なインターネット社会と、リアルな身体をとりまく環境全体の両方を敏感に感じとりながら社会を構築してゆく知恵と美学が重要と考えます。今後ますます環境持続型社会へと変貌する日本の社会資産となるべき、真の『環境建築』を創っていきたいと考えています。

 

 



1966年    大阪市に生まれる 
1990年    東京大学工学部建築学科卒業
1992年    東京大学建築学専攻修士課程修了(原 広司教授) 
        修士論文:『集落における住居の配列規則に関する研究』
1992-97年   (株)アトリエ・ファイ建築研究所に勤務、 
          原 広司氏に師事。  →担当物件一覧
1997-98年   (株)岸田建築設計事務所に勤務
1999年    「宮本三郎美術館(仮称)建設提案競技」最優秀賞
1999年     株式会社 THTアーキテクツ 共同設立、代表取締役
2003年-     東京工芸大学建築学科 非常勤講師
2003-06年   東京電機大学 非常勤講師
2004-07年   明治大学建築学科 兼任講師
2004年     環境庁主催「環境建築研究会」所属
2005年-     株式会社 THTアーキテクツ 解散、
           有限会社 八尾廣建築計画事務所 設立
2008年-     東京工芸大学工学部建築学科 准教授
           一級建築士 大臣登録286715号
           社団法人 日本建築家協会 正会員



1999年    「宮本三郎美術館(仮称)建設提案競技」最優秀案
2001年    「第七回いしかわ景観大賞」
        「第22回石川建築賞(石川県知事賞)」
2002年    「こまつまちなみ景観賞」
        「日本建築学会北陸支部2001年度北陸建築文化賞」
        「第43回 建築業協会賞(BCS賞)」
2003年    「群馬県ゆとりある住生活推進協議会長賞」 受賞
2004年    「第九回たかさき都市景観賞」受賞

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